黒大豆の支柱立てとロープ張り|NK2で開花後の追肥

黒大豆の開花が始まり、畑では実りに向けた大切な時期を迎えています。
今回は、成長した株が風や雨で倒れないように支柱を立ててロープを張り、あわせて開花後の黒大豆を支える追肥として「NK2」を散布しました。
株を外側から支え、これからの莢づくりに必要な栄養を補う。今回は、黒大豆の実りを支える2つの作業を紹介します。
成長した黒大豆を支える支柱立て




黒大豆はこれから莢が付き、実が膨らむにつれて株全体の重さが増していきます。風や雨で株が倒れるのを防ぐため、8.5反すべての畑に支柱を立てました。
使用したのは、市販の長さ90cmの支柱と、竹を利用して作った支柱です。約8株ごと、距離にするとおよそ3.5m間隔で配置しました。
今回は近所の方にも手伝っていただき、一人が株数を数えながら支柱を仮置きし、もう一人が小槌で打ち込む流れで作業を進めました。
必要な支柱は1反当たり約250本。すべての畑を合わせると、その数は約2,100本になります。
手分けして進めても、一本ずつ小槌で打ち込む地道で根気のいる作業です。すべて立て終える頃には、手にまめができ、腕はパンパンになりました。
それでも、この支柱がロープとともに黒大豆の株を支え、これからの風や雨から守る大切な土台になります。
株を挟み込むようにロープを張る
支柱を立てた後は、黒大豆の株を両側から支えるようにロープを張っていきます。
黒大豆は最終的に1mほどまで成長するため、ロープを張る高さは株の半分に当たる地上50cm前後が目安です。
1本のロープを畝の片側に沿って張り、端まで進んだところで折り返して反対側へ通します。これにより、黒大豆の株を両側から挟み込む形になります。
ただロープを真っすぐ張るだけではありません。下から横へ伸びた枝をなるべく持ち上げながら、株の成長点がロープの間に収まるよう、一株ずつ確認していきます。
支柱の部分ではロープを巻き付けながら張り、始点と終点は後からほどきやすい方法で結びました。
ロープを張るのは今回の1段だけ。これで株が風に揺さぶられて大きく傾くのを抑え、これから莢が付き、重くなっていく黒大豆を両側から支えます。
開花後の黒大豆にNK2を追肥

支柱立てとロープ張りに続いて、開花後の黒大豆へ2回目の追肥を行いました。
今回使用したのは、窒素16%・リン酸0%・カリ16%の肥料「NK2」です。窒素で株の生育を支え、カリでこれからの莢づくりや実の充実を後押しします。
散布量は1反当たり40kg。機械は使わず、株元を狙って手でまいていきました。葉が広がり、肥料が葉にかかりそうなところでは、畝肩へ落ちるように散布しています。
開花を迎えた黒大豆は、これから莢を付け、実を膨らませていく時期に入ります。株を支えるロープと、実りを支える追肥。秋の収穫に向けて、外側と内側の両方から黒大豆を支える作業となりました。


大きな作業を終え、黒大豆には小さな莢が


約2,100本の支柱を立て、ロープで株を支え、最後にNK2を追肥。8.5反すべての畑で作業を終えました。
手にはまめができ、腕もパンパンになりましたが、これで黒大豆栽培の大きな作業は、ほぼ終わりです。
9月に入ると、残るのはヨトウムシやカメムシを防ぐための防除、草刈り、そして雨の降らない日が続いた場合の畝間灌水です。これからは畑の様子を見ながら、必要な管理を続けていきます。
追肥をしながら、ふと葉の奥へ目を向けると、咲き終えた花のあとに小さな莢が付き始めていました。
まだ気をつけて見なければ通り過ぎてしまうほどの大きさです。それでも、紫色の花が実りへ向かって姿を変え始めたことに、これまで積み重ねてきた作業が、ようやく目に見える形になってきたようなうれしさを感じました。
種をまき、苗を育て、畑へ植えてから約2か月。支柱とロープで守るものが、少しずつ形になり始めています。

