2026年黒大豆づくり|追肥と土寄せで黒大豆の成長を支える

定植から数週間が経ち、黒大豆は少しずつ葉を広げながら順調に生長しています。
この時期の荒木農園では、「追肥」と「土寄せ」の作業を行いました。
これから迎える夏本番に向けて、黒大豆の生長を支える大切な作業のひとつです。
今回は、実際の作業の様子と、追肥・土寄せを行った理由をご紹介します。
追肥で夏の生長をサポート

黒大豆がさらに大きく育つこの時期、追肥を行いました。
荒木農園では、丹波篠山黒豆栽培こよみに記載されている黒大豆専用肥料「黒豆スペシャル」を使用しています。肥料は株元を避け、株と株の間へ手で散布します。私の場合は3本指で軽く握った量を目安に、一株ずつまいていきます。手の大きさによって量は変わりますが、最終的に1反あたり約40kgになるよう調整しながら作業を進めています。
長年続けるうちに、自分の手では3本指で軽く握った量が、1反あたり約40kgになる目安になっています。
管理機で土寄せ作業



追肥を終えたあとは、管理機で土寄せを行います。
荒木農園では、管理機に土寄せ専用のロータリーと培土器を取り付けて作業を進めています。このロータリーを使用するため、畝立ての段階から畝間を145cmになるように仕上げています。畝づくりの時点で、後の管理作業まで考えた幅にしているのも、黒大豆栽培の大切なポイントです。
土寄せでは、畝の両側から土を株元へ寄せながら進みます。追肥した肥料を土になじませるとともに、株元をしっかり支え、根張りを促すことで、倒れにくい丈夫な株づくりにつながります。
管理機が入らない場所は手作業で仕上げる



管理機が入らない畝間の狭い場所は、小型耕運機で畝の表面を軽く耕して土をほぐします。
そのあと、鍬やトンボを使って一株ずつ丁寧に土を寄せ、管理機で作業した場所と同じように仕上げていきます。
機械だけではできない場所は手作業で補いながら、圃場全体を均一な状態に整えています。
秋の収穫に向けて

追肥と土寄せを終えた黒大豆は、これからさらに生長を続け、花を咲かせる時期を迎えます。
黒大豆栽培の中でも、この土寄せは一番体力を使う作業です。梅雨が明けると30℃を超える暑さの中での作業となり、汗だくになりながら一畝ずつ進めていきます。
それでも、このひと手間が秋の収穫につながると思うと、自然と力が入ります。
暑さとの勝負はまだまだ続きますが、秋に実った黒大豆を思い浮かべながら、一日一日作業を積み重ねていきます。

