農業用水路確保のために溝掃除

作物を栽培していく上で重要なのが水です。

この地域では、ため池から各田んぼに水が回るように用水路が通っています。

用水路には、落ち葉や草刈り後の刈草が落ちており、ひどいところはイノシシが土手を掘った土が用水路に落ちて埋まっている箇所もあります。

このような状態を放置すると、あるポイントでたまり水が流れないようになり水が溝から溢れ道路に流れ、よその田んぼに入り込み大変迷惑をかけることがあります。

もうすぐ田植えが始まるこの時期に用水路確保のために溝掃除する必要があるのです。

掃除前の用水路

長渕池下
ソーラー横
ソーラー下

一年に一度田植え前のこの時期に、この地区での農家さんだけが集まり、各組に分かれて用水路となる溝を見て回り掃除を行いますが、その前にせめて自分の畑周りの溝だけはと思い点検し掃除をしました。

昨年は、天候に恵まれ水を入れようかと思った頃に雨が降ったこともあり、一度も溝に水が流れていないソーラー横とソーラー下に行く溝には結構刈草など溜まっていましたが、長渕池下の溝は、池から最初に流れてくる溝で常に水が流れるためあまり溜まっていません。

掃除後の用水路

スコップとジョレン(鍬に穴が開いた物)を使い、溝に落ちた落ち葉等をすくい上げて掃除しました。

ひどいところは、土がたまり完全に溝を塞ぎそこに落ち葉等が溜まっていき、水が流れるとあふれ出そうなところもありましたが、掃除をして解消することができ、今年も畑に水を流せる準備は整いました。

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