2023年 荒木農園の土づくり第一弾!!”堆肥”
今年はどんな年になるかな?雨が多いかな?台風直撃するかな?豊作かな?
様々な不安と期待を抱えながら今年も「丹波篠山黒大豆栽培」をスタートしました。
堆肥ってなに?
土壌改良効果を高める
稲わらや落ち葉、家畜ふん尿、食品残渣などの有機物を、成分的に安定化するまで腐熟させたもので、土中の微生物や作物の根から放出されるクエン酸などの有機酸によって分解・溶解されることにより
- 土をやわらげる
- 保水性の向上
- 保肥力の向上
- 通気性の向上
- 作物の成長を促す
以上のような、土壌改良効果があるため堆肥を散布する必要があります。
堆肥の種類
堆肥には、植物性堆肥と動物性堆肥の2種類にわけられます。
植物性堆肥
種類 | 成分 | 効果 |
---|---|---|
パーク堆肥 | 炭素を多く含む | 土壌改良効果が高い |
わら堆肥 | リン・窒素・カリウム微量に含む | 肥料効果は少ないが、有機物を補給する |
腐葉土 | 肥料成分はない | 土壌環境をよくする |
動物性堆肥
種類 | 成分 | 効果 |
---|---|---|
牛ふん堆肥 | 炭素を多く含む | 土壌改良効果高い 穏やかに長く効く |
豚ぷん堆肥 | 牛ふん・鶏ふん堆肥の間ぐらい | |
鶏ふん堆肥 | リン酸・カリウム・窒素多く含む | 土壌改良効果は極小 化学肥料に近い |
表より肥料成分は、植物性堆肥より動物性堆肥の方が肥料成分を多く含まれることが分かりました。
荒木農園の堆肥散布
散布目的
- 土をやわらげる
- 保水性の向上
- 保肥力の向上
- 通気性の向上
- 作物の成長を促す
荒木農園は、土壌改良を目的としているので、パーク堆肥か牛ふん堆肥選択したいところですが、
パーク堆肥は、900ℓ/1反・牛ふん堆肥は、2000kg/1反とかなりの量を一人で散布するには時間と労力が必要になってきます。
よって、荒木農園では高価ですが「アズミン」を使用してます。
これは、腐植酸含有量50%・堆肥の30倍の濃度で散布量は40㎏/1反と、少量で堆肥と同等の土壌改良が見込めるのでこの商品を散布してます。
散布時期 1月中に行う(雪の影響により遅れてます。残り2反弱)
散布量 40kg/1反
散布方法 リュックサック式散布機