春の訪れとともに、今年も草刈りが始まりました
春の訪れとともに、今年も草刈りが始まりました。
暖かくなり、畔に目を向けると、気づいた頃にはもう草が伸び始めています。
毎年のこととはいえ、この光景を見ると「いよいよ始まったな」と感じます。
これからの季節、畑を守っていくために欠かせない草刈り。
今年もこの作業から、一年が動き出していきます。
草刈りは、年間を通して必要な作業


畔の草刈りは、春だけの作業ではありません。
暖かくなると一気に草が伸び始めますが、実際には年間を通して繰り返し必要になる作業です。
特に成長の早い時期は、少し目を離すだけで一気に草が広がってしまいます。
「まだ大丈夫やろ」と思っていると、次に見たときには手間のかかる状態になっていることも少なくありません。
草が増えると見た目だけでなく、作物の生育や作業効率にも影響してきます。
そのため、こまめに手を入れていくことが、結果的に畑を良い状態に保つことにつながります。
草刈りをしないと、畑はどうなるのか


これは荒木農園を始める前、まだ雑草の成長の早さを知らない時、手入れが行き届いていなかった頃の畑の様子です。
一見すると緑が広がっているだけですが、実際には草がびっしりと生い茂り、どこが畔でどこが畑なのか分からない状態でした。
ここまで草が伸びてしまうと、作業は一気に大変になり、手間も時間も大きくかかります。
また、草に覆われることで風通しや日当たりも悪くなり、畑全体の環境にも影響が出てきます。
さらに、こうした状態は小動物や害獣の隠れ場所になってしまう恐れもあります。
実際に足跡や気配が増える原因にもなり、畑を守るうえでのリスクにもつながってきます。
だからこそ、畔に限らず、畑全体を見ながら草刈りをしていくことが大切になります。
この状態を経験しているからこそ、日々の手入れの大切さを実感しています。
実際の草刈り作業の様子



実際の草刈り作業は、エンジンをかけるところから始まります。
静かな畑の中にエンジン音が響くと、「いよいよやるか」という感覚になります。
刈払機を入れると伸びた草が一気に倒れていき、少しずつ景色が変わっていきます。
最初はどこまで手をつけられるかと思うような状態でも、進めていくうちに畔のラインが見えてきます。
この整っていく感覚は、散髪をしてもらっているときのような心地よさがあります。
少しずつ形が整い、視界がすっきりしていくことで、作業の中にも気持ちの良い瞬間が生まれます。
また、畑の中については、草が生え始めたタイミングでトラクターで鋤くことを心掛けています。
早めに土にすき込むことで、草の広がりを抑えながら、畑の状態を整えることにもつながります。
大変な作業ではありますが、こうして一つずつ手を入れていくことで、畑の状態を整えていきます。
草刈り後の畑の変化
草刈りを終えると、それまでとはまったく違う景色が広がります。
生い茂っていた草がなくなり、畔や畑のラインがはっきりと見えるようになります。
見通しが良くなることで、作業のしやすさも大きく変わってきます。
風の通りや日当たりも良くなり、畑全体がすっきりと整った状態になります。
こうして環境を整えることで、これからの作物づくりの土台ができていきます。
大変な作業ではありますが、この変化を感じると「やってよかった」と思える瞬間でもあります。
整えた畑を前に、今年もまたここから始まっていきます。

