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荒木農園2024年度の丹波篠山黒大豆栽培計画と実施
栽培計画を立て豊作への挑戦
荒木農園は、2024年度における丹波篠山黒大豆の栽培に向けて、綿密な計画と実践を行っています。今年度は、昨年に比べて約1反の面積を拡大し、作業量が増える中でも収穫量の増加を目指して取り組んでいます。
当農園では、品種の選定から土壌管理、病害虫の管理まで、あらゆる段階において丹念な配慮が行い、地域の気候条件や過去の経験を考慮に入れ、品質の高い丹波篠山黒大豆を生産するために最善の努力を惜しみません。
収穫計画も重要な要素の一つであり、適切な時期に収穫を行うことで、作物の品質を最大限に引き出します。さらに、収穫後の品質維持や市場への供給にも細心の注意が払われています。
このページでは、荒木農園が2024年度においてどのような取り組みを行っているかを詳細に紹介していき、我々の情熱と努力が豊かな収穫をもたらすことを願いながら、作業を続けていきます。
【荒木農園】1月の土壌管理と効果的なアズミン散布計画
アズミンの効果的な活用を通じて土壌を活性化
1月の荒木農園では、牛ふん堆肥と同等の効果を持ちながら、散布量は少なく、時間と労力を節約できるアズミンを散布します。アズミンを散布することで、土壌内の微生物の活性化が促進され、土壌の保水性や通気性の改善も図ります。このほか、栽培の計画立案や準備、畑の整備や清掃、農具や設備の点検や修理なども行ないます。荒木農園では、積極的な土壌管理を行い、新しい栽培シーズンに向けて準備を進めています。
1月作業 順調に実施
アズミンの散布: 予定通り、牛ふん堆肥の代替としてアズミンを散布しました。散布量は計画通り調整され、均一に行い土壌内の微生物の活性化が促進され、保水性や通気性の改善も期待されます。
その他の作業: その他の作業も予定通りに実施しました。施肥の計画立案や準備、畑の整備や清掃、農具や設備の点検や修理などが行われ、農園の管理と維持が確保されました。
【荒木農園】2月実施作業
国道沿いの耕作放棄地を活用
荒木農園では、今年の2月から国道沿いの畑を借りることになりました。しかし、その畑は雑草が生い茂っており、耕作放棄地として放置されていました。このままでは畑を有効活用することができないため、草刈りと焼却作業を行い、耕作放棄地を再生させることを目指しています。
草刈り作業では、まず畑全体の雑草を一掃するために、草刈り機で雑草を刈り取ります。
この作業は時間と労力を要するものですが、畑全体をきれいに整えるためには必要不可欠な作業です。
次に、刈り取った雑草を焼却する作業が行い安全に火を使い、雑草を燃やして灰となるまで処理します。
これによって、畑の表面から根っこまで雑草を根絶やしにし、土壌を改良して耕作に適した状態に整えます。
草刈りと焼却作業は連続して行われ、耕作放棄地を再生させ、生産性の高い畑として活用することが目指されています。
【実施報告】草刈りと焼却作業で畑再生!
荒木農園が新たな畑を借りましたが、雑草が生い茂っていて活用できませんでした。
そこで、草刈り機を使って雑草を一掃し、土壌を改良する焼却作業を行いました。
草刈りは時間と労力を要しますが、畑全体を整える重要な作業です。
そして、焼却作業によって雑草を根絶やしにし、土壌を改善します。
これにより、耕作放棄地が生産性の高い畑に生まれ変わります。荒木農園はこれからも地域に美味しい野菜を提供していきます。
各畑をトラクターで耕うん
各畑をトラクターで耕うんする作業は、農業における重要な工程の一つです。
トラクターを使用して土壌を耕すことで、畑の土壌をふかめにし、空気や水分を均等に行き渡らせることができます。これによって、作物の根がしっかりと成長し、健康な状態を保つことができます。
また、畑を耕すことで雑草の生育を抑制し、作物が生育するためのスペースを確保することができます。耕うん作業は、新しい作物を植える前に行われることが一般的であり、畑の準備を整える重要な過程です。
正確な耕うん作業は、収穫量や品質に直結するため、農業者にとって欠かせない技術となっています。
【実施報告】農業の重要な工程
2月の雨の多さにより、当農園では畑の耕うん作業が遅れております。
耕うん作業は作物の根が成長しやすい土壌を整え、収穫量や品質を向上させる重要な工程です。
トラクターを使用して土壌を深く耕すことで、作物の根に必要な空気や水分を確保し、雑草の生育を抑制します。
しかし、雨の影響で畑が湿っているため、作業を行うことができませんでした。
農園では天候の回復を待ち、耕うん作業を順次進めていく予定です。これにより、健康な作物を収穫できるよう努めてまいります。
ホームページの見直し
ホームページの見直しは、新たな情報を追加し、古くなった情報を削除することから始まります。
例えば、最新の農作物の写真や収投稿記事を追加することで、訪問者に最新の情報を提供できます。
レイアウトやデザインの改善も重要で、わかりやすく魅力的なデザインにすることで、訪問者の興味を引き付けます。
さらに、ユーザーが簡単に目的の情報にアクセスできるように、ナビゲーションの改善や検索機能の追加も考慮しましょう。
訪問者のフィードバックを取り入れることも重要で、お客様の声フォームやフィードバックボタンを設置して、訪問者の声に耳を傾けましょう。
【実施報告】荒木農園新たな始まり
当農園のホームページを見直しました!最新の情報を提供するため、農作物の最新写真や投稿記事を追加しました。
デザインも改善し、わかりやすく魅力的なレイアウトにしました。
また、ナビゲーションの改善や検索機能の追加により、訪問者が目的の情報に簡単にアクセスできるようになりました。
さらに、訪問者のフィードバックを大切にし、お客様の声フォームやフィードバックボタンを設置しました。
ご意見をお待ちしています
【荒木農園】3月の実施
11日 国道沿い耕作放棄地アズミン散布と耕うん
3月に入っても天気の方が雨続きでスッキリしない日が多く、なかなか作業が進めない状況でしたが、4日間ほど雨が降らずに畑が乾き始めたときは胸がほっとしました。
その日は朝から晴れていて、太陽の光が土地を温め、湿気が少しずつ消えていくのがわかりました。
何とか畑も乾き国道沿いの耕作放棄地にアズミン散布と耕うんすることができ、満足感と「ほっ」とした気持ちで一杯でした。
15~17日にかけて残りの畑も耕うん
12日に雨が降りせっかく乾いた土もまた湿ってしまいましたが、その後3日間は天気も持ち直し気温も高く土の渇き早く15日から17日にかけて残りの畑も耕うんしました。
これで2月の遅れ分は取り返せて、次は畔周りに溝を立てていけるかな!
田植え前に用水路の確保
はや3月も終わりに近づき桜の開花が春の訪れを感じさせるこの時期は、この地域の農業にとっても田んぼの準備など様々なことが始まる時期でもあります。
そのはじめとして、各田んぼに水を供給する用水路の掃除が農家さんが集まりみんなで掃除をしていくのですが、私は所用のため参加できないため、せめて自分の田んぼ周りの溝だけでも掃除を済ませることにしました。
溝にたまった落ち葉や枯草など水の通りをスムーズになるようスコップできれいにすくい上げていきます。
4月の作業実施
セルカ散布後耕うん
有機石灰であるセルカは土壌のPH値を調整することを目的に散布しています。雨などで酸性に傾いていく土壌をアルカリ性に寄せていき、6.0%ぐらいに調整します。
散布後は、トラクターで攪拌するため鋤き込みます。
排水性を高める
土づくりもいよいよ大詰めを迎えようとしています。
あと元肥散布を残すのみとなり、そのあとは畝を立てて行くことになりますが、その時に少しでも作業がやり易いように排水性を高めときます。
雨水やこの時期になると田んぼに水を入れるため用水路から多少水が漏れるところもあり少しでも排水することで、畑に余分な水を溜めないことが主な目的です。
また、次回の耕うん時ぐらいには土が固く締まってトラクターで踏んでも崩れにくいということもあります。
5月の作業実施
トラクター爪交換
トラクターの爪は摩耗品のため交換が必要になってきますが、何とか今年は交換せず持たそうとしてましたが、粗く耕されまた土の塊りがあり「耕しムラ」が見られたのでロータリー爪を確認すると爪先が細くなった物や尖がった物が多く見られたので、交換することに決めました。
6月の作業実施
種まきと苗の成長
今年は3回ぐらいに分け計80枚の128穴のトレイに散布予定してます。
一粒一粒豆のへそを下にして丁寧にトレイに蒔いていきます。正直地味でめんどくさい作業ですが地道に進めて行きます。
種まき後はたっぷり水をかけ畑に並べていたのですが10日過ぎぐらいからやっと芽が出始めましたが発芽率が非常に悪く、このままでは必要株数が確保できないため2回目以降は、種まき後水をたっぷりかけた後日陰に3日ほど放置してみたら早くも芽が出始めていたので畑に出し、朝夕とたっぷりの水をかけ10日ほどで立派な苗に成長し定植できるまでになりました。
発芽率が悪かった要因(想定)
1.水をかけすぎると種が腐ることを恐れて最初にたっぷ り水をかけた後は芽が出てくるまで朝のみ水やりをしていた
2.種は日差しを嫌う事を知らなかった
3.水の管理がおろそかだった
発芽率を高めるには(対策)
1.種まき後たっぷり水をかけた後5枚ぐらい積み重ね日陰に置く
2.上には土が乾かないように遮光シートなどかぶせる(今回は種まき培土の空き袋を置いてみた)
3.放置時は水を与えず、芽が出て畑に並べてから朝夕とたっぷり水をかける
結果
芽が出るまでは水の管理が難しくかけすぎると腐り、かといって土が乾いてると発芽しない丁度いい湿った土にするには、日陰で放置して芽が出るのを待ってから畑に並べ水を与えることが発芽率を高める方法かも?
畝たて
湿気が多い畑では、湿害と言って黒大豆は病気にかかりやすく特に茎疫病や黒根腐病と言って立ち枯れを起こすため、畝の高さは重要で雨が降っても上部まで浸水しないように30㎝以上の畝高にし畝幅は土寄せのことも考えて140㎝以上の畝を立て、また排水路の確保も非常に重要です。
まずは、トラクターで畔切りを行い出口のことも考えて奥の方から順に畝を立てて行きます。
トラクターの設定
1.主変速 2
2.副変速 低速
3.PTO 2
4.深さ(ダイヤル) うねたて
5.作業機高さ 4
トラクター作業が終わると排水路の確保を鍬などを使用して仕上げて行きます。
定植作業
定植作業は、本葉が開く10日過ぎたころを目安に植えて行きます。この時期を逃し苗が伸びすぎると定植しても根が定着する前に枯れやすく、また雨や風に打たれると折れやすくなるためタイミングが重要になってきます。
定植には、『なかよし君』を使用して植えて行きます。この器具を3年前ぐらいから使い始めたのですが、植付け時間が格段に早まり体的にも「しんどさ」はあるものの非常に便利です。
基本二人で作業しますが、けんかをしていてもこれを使用して作業すると仲良くなれるみたいです。